2019年10月17日バルザース・リヒテンシュタイン ― サーフェスソリューションの大手エリコンバルザースは10月12日、インドのプーネで稼働25周年を祝いました。顧客、特別なゲスト、そして従業員が集まり、成長し続けるインド市場にひきつづき注力するエリコンバルザースの姿勢の表れでもある、新しいフォーミングツールセンターの開設に注目しました。
既存のカスタマーセンターを大幅に拡大し、エリコンバルザースがプーネとインド全域からの、ますます増大する高品質コーティングへの要望に応え、フォーミングツール向けのより幅広いサービスを提供することを可能にします。新しい製造ラインは最先端技術や後処理、前処理に特化し、大型の金型や金属、樹脂、アルミダイカスト用金型への低圧窒化にも対応可能です。プーネにおいて、メタルフォーミングと樹脂加工産業の様々な分野のサプライヤーがエリコンバルザースの顧客になります。
プーネのカスタマーセンターは、インドにおける最初の拠点であり、1994年の開設以来、私たちのグローバルビジネスの重要な柱となってきました。高品質コーティングと、前処理後処理に対する高まる要求に見合うよう、これまで25年の間に、新しいカスタマーセンターを開設するとともに、生産設備を拡大し、ローカル企業、グローバル企業相方の工具、自動車、その他の産業にサービスを提供してきました。
約150顧客、25名の特別ゲスト、そして150人の従業員がプーネに集まり、盛大な竣工式で25周年を祝い、恒例の竣工銘板を披露し、テープカットを行いました。このイベントは、エリコンバルザースの経営陣によって開催され、テグテック マネージンクディレクターの L.クリシュナン氏、 ゼチャプレシジョンツール マネージングディレクターのヴィンドゥ・ネヴァティア氏、エリコンバルザース、前マネージメントディレクターのアントン・アンジェーン氏、ヴァサンタツールクラフト、マネージングディレクターのダヤナンド・ロビー氏、そしてムンバイ、スイス領事館のオトマール・ハーデガー氏が集まりました。
ドクター・ウルフギャング・カルス(ヘッドオブカッティングツール)、アンドレアス・ライター(ヘッドオブフォーミングツール)、そしてプラビン・シルス(インド・東南アジア地域のヘッド)は、そのスピーチの中で、インドにおけるエリコンバルザースのこれまでの成長を振り返りました。
ドクター・ウルフギャング・カルスは「1994年の稼働開始後、インド全土の新しいコーティングセンターを作ることに継続的に投資をしてきました。そして、一貫した高品質のカスタマーサービスはエリコンバルザースのインドにおける高い評判を築き、コーティング産業のリーダーとしてのポジションを確立させました。そこで私たちは常に最新のコーティング技術と装置を用意し、顧客に素晴らしい製品とサービスを提供してきました。しかし、これらはすべて重要な要素ではありますが、この成功の核心は経営陣と従業員の絶えることのない情熱と責任感にあるのです。彼らの献身と、会社のために熱心に働いてくださったことに心より感謝を申し上げます。」
ドクター・アンドレアス・ライターは「この10年間エリコンバルザースのフォーミングツール向けコーティングは著しく成長しました。既存のコーティングセンターは30%も拡大し、新しい製造スペースはフォーミングツールに特化しています。前処理、後処理を含む最新の技術を備え、リードタイムを短縮できる革新的なコーティングサービスソリューションに対する顧客の要求に応えることで、エリコンバルザースはさらに拡大していくでしょう。」
プラビン・シルスは「25年以上の間、私たちの技術とサービスに信頼を寄せてくださった顧客の皆さまに心からの感謝を申し上げます。もちろん、この成功はプロフェショナルで情熱的な従業員がいてこそ達成できたことです。今日、献身的で前向きな皆さまの素晴らしいチームを率いることができて光栄です。チームの中には、非常に若い時に入社し、組織の中で成長して昇進した方がたくさんいます。私もその一人であることを誇らしく思います。」