バルザース、リヒテンシュタイン、2019年4月4日-表面技術の世界的大手プロバイダーであるエリコンバルザースは、中国東莞市(Dongguan, China)にて新しいコーティングセンターを竣工し、名誉あるゲスト達とともに竣工式が開催されました。東莞工場では、近年急増している受注量を処理するために、従来と比べて非常に大きな製造スペースが求められていました。エリコンバルザースは2004年に中国でコーティングビジネスを開始しました。新設されたコーティングセンターは現在、中国内で2番目に大きな工場であり、全世界35ヵ国に展開する111のコーティングセンターの1つです。
エリコンバルザースは2008年に中国で11カ所のコーティングセンターの1つとして東莞で生産を開始しました。既存のコーティングセンターは切削工具と金型だけでなく、今日では精密部品を含めたエリコンバルザースのソリューションに対する高い需要を満たす生産能力が十分ではなく、当社はコーティングセンターを移動し、生産領域を従来の3倍に拡大することを決めました。この新施設は幅広い産業から増え続ける新規受注を満たし、中国における高度工業化地域である東莞の顧客により高いサービスを提供します。
エリコンバルザースのトップであるマーク・デラヨーは、竣工式のスピーチで述べました。「2008年に東莞で生産が始まって以来、顧客からの注文は年々増え続けています。それは私たちの技術とサービスに対する信頼の証です。私たちはこの強い関係を誇りに思い、信頼を維持し続けます。この新施設への移転は長期の成長戦略の1つです。東莞の新しいコーティングセンターの開設は、顧客へのサービスを提供し続けるのはもちろんのこと、サービスの範囲もまた拡大していきます。私たちは最新のコーティング装置と技術に投資するだけでなく、環境に配慮した最高のコーティングを素晴らしいサービスと共に顧客へ提供すべく、新たな従業員も採用しました」