言語

BALIQ CARBOS STAR 最大限の復元性を実現するアモルファスカーボンコーティング

BALIQ® CARBOS or BALIQ® CARBOS STAR on finger followers show superior wear resistance to hydrogenated DLC coatings at highest contact pressures
BALIQ® CARBOS STAR on cam shafts for racing engines show improved performance when compared to conventional hydrogenated DLC coatings
Piston pins of racing engines coated with BALIQ® CARBOS or BALIQ® CARBOS STAR show less wear and higher lifetime compared to hydrogenated DLC coatings
BALIQ® CARBOS STAR is used for highly loaded precision valves, e.g for HPLC High Performance Liquid Chromatography valves, where hardenss, toughness low friction and smooth surfaces are required
BALIQ® CARBOS STAR outperforms TiN and CrN coatings in highly loaded valve seats due to its high hardness, low friction and  toughness

最大限の復元性を実現するための理想的なコーティングは、使用する基材によって大きく異なります。ステンレス鋼やチタンなどの柔らかい基材あるいは継続的に衝撃を受ける基材用に開発された BALIQ® CARBOS STARは、窒化クロムベースレイヤーを使用し、極度の負荷にも耐えます。

このコーティングは、耐荷重能力を高め、必要な表面硬度を提供し、摩擦の観点で有効な、重ねられたカーボンコーティングの耐性を大幅に改善します。BALIQ® CARBOS STARは、優れたトライボロジー性能を発揮し、極度の負荷のかかるコンポーネントに最適です。

高い摩擦および摩耗は、レーシングカーのエンジンなどのアプリケーションにおいて最も難易度の高い課題です。ドライバーがレーシングカーを限界まで使うと、 ピストンピン、カムシャフト、フィンガーフォロワーといった重要なコンポーネントは、最大限の性能を提供し、極度の負荷に耐える必要があります。

BALIQ CARBOS STAR
コーティング材 CrN / a-C
コーティング技術 S3p
コーティング色 ブラック
コーティング硬さHIT [GPa]* 30 - 40
低摩擦係数 (ドライ) 対 スチール** 0.1 - 0.2
最高使用温度 [°C]**** 350
処理温度 [°C] < 200
標準膜厚(μm) 2.5 - 4
概評 記載されているデータは、概算値です。アプリケーション、環境、試験条件によって異なります。
*コーティング硬さHIT [GPa] ISO 14577 に従いナノインデントで計測多層の場合は、各層の硬度が異なります。硬度は、アプリケーションに合わせて変えることができます。
**低摩擦係数 (ドライ) 対 スチール ASTM G99 に従い、鋼球を使用したドライ条件のボールオンディスク試験で判断されます。ならし運転時は、所定の値を超えることがあります。
****最高使用温度 [°C] これらは、フィールド範囲外の概算値です。熱力学的法則により、アプリケーションによって圧力に差があります。

© Copyright 2024 OC Oerlikon Management AG

Back to top keyboard_arrow_up

keyboard_arrow_up