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エリコンバルザースのコーティングの品質保証を支える測定技術

標準化された試験手順により、コーティング品質に関する全ての表明内容について、信頼性と比較可能性を常に確保しています。

エリコンバルザースのコーティングの品質保証を支える測定技術
品質保証試験方法
方法 特性 拘束内容 精度 破壊性
コーティング 母材
球体摩耗 コーティング厚さ 形状、粗さ 0.3 - 0.5 μm
XRF コーティング厚さ 形状、組成 (成分) 0.3 - 0.5 μm
ロックウェル硬さ (HRC) 母材の硬度 母材の硬度、形状 ± 1 HRC
ロックウェル試験 コーティングの密着性 母材硬度、形状 ± 0.5 HF クラス
色調測定 コーティングの色調 平面 ± 1 CIELAB ユニット
スタイラス面プロフィロメータ 表面粗さ 形状 *

*試験条件の機能

球面摩耗試験に基づく膜厚の決定

球面摩耗試験に基づく膜厚の決定

この測定技術では鋼球でコーティング基材を摩耗させて球面くぼみの寸法を測定し、その値に基づいて膜厚を算出します。

既知の寸法の研磨ボール
コーティング​​​​​​​
母材​​​​​​​
4 摩耗した球面くぼみを伴うコーティング(上面図)

膜厚は球面摩耗測定試験に基づいて決定します。

ロックウェル方式による密着性試験

ロックウェル方式による密着性試験

通常のロックウェル硬さ試験 (DIN50103) の実施後、光学顕微鏡を使用し、圧痕端部の剥離及び亀裂の状態の分析を行います。その後、コーティングの密着性を 6 つの密着性クラスの中のいずれかに分類します。

1 ロックウェル圧子
2 コーティング​​​​​​​
3 母材​​​​​​​
4 HRC圧痕を伴うコーティング(上面図)

ロックウェル圧痕を使用したコーティング密着性試験

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