ドリルビット

掘削環境に合わせた最適な選択

ドリルビットは、石油・ガス探査における主要な部品です。その製造と保護に用いられる材料は、坑井掘削の効率と信頼性に直接影響します。また、当社のリサイクルプログラムは、性能に妥協することなく、お客様と環境に大きなメリットをもたらしています。

ドリルビットは、摩耗、浸食、衝撃、疲労の複雑な組み合わせに耐える必要があります。そのため、優れたビット寿命は、掘削キャンペーンを計画する際に最も重要であり、コストと時間のかかるドリルストリングトリップを防ぐ最善の防御策となります。当社の粉末、溶接、溶射による表面硬化ソリューションは、究極の耐摩耗性を提供し、さまざまな性能目標に適合させることが可能です。

PDC*ドリルビットのための個別マトリックス材料ソリューション

当社の材料エンジニアと科学者は、PDCドリルビットが遭遇する厳しいダウンホールサービス条件に対抗するために必要な材料と浸透プロセスに関するエキスパートです。当社が開発する材料は、致命的な故障の可能性を低減させるように設計されています。従来の材料に比べ、故障の発生を最大で10,000％低減することができました。強度とインプロセスクラッキングの防止に重点を置くことで、マトリックスドリルビットの寿命は300％向上しました。

当社の高充填密度タングステンカーバイド材料は、浸食や低応力摩耗から究極の保護を提供します。例えば、Metco 51019Aは、ハードフェーシングのすべての摩耗保護ニーズに合うように設計・開発されたクラス最高のタングステンカーバイドを利用しています。

*PDC = polycrystalline diamond compact（多結晶ダイヤモンドコンパクト）。